『子供部屋-2』
"子供は成長する"
そうです。家族は変化していくのです。
とりわけ子供の成長は早いのです。
いつだって家族の形は進行形で、常に変化の途中です。
お客様の中には子供部屋を中心に考える方が非常に多い。子供部屋を南の陽が差し、風の通りが良く窓を大きく取りたい。
しかし、小学校3,4年生までは川の字で寝ることが多く、勉強もリビングなどの目の届くところで親と一緒に行う方がいいそうです。
子供が小学生では子供部屋をあまり個室としては使わない。
そして大学へ進学、家を出て都会に下宿します。大学を卒業しても家に戻ってくるのは3人いた子供のうち一人だけ?
結局気がつけば、子供部屋を使ったのは中学生、高校生の6年間だけ。
子供が女の子ならば、いずれお嫁さんで出て行ってしまう。
結局北側に陣取った夫婦の寝室で一生寝起きすることになりはしませんか。
家は一生の物として建てるのです。家族の変化に惑わされないで、夫婦の一生の使い方で間取りを計画しましょう。
子供部屋は、狭くて結構です。
勉強という観念からも、集中力上がるそうです。
窓はそこそこで、壁を多く取りましょう。スターのポスターも貼りたい年齢の時もあれば、受験期には合格なんて貼るのかもしれない。
小学生までは、リビングや、ダイニング、ファミリーホールなどに、勉強のためのカウンターを設け、そこで親子で勉強しましょう。
兄弟は男女であっても最初は一部屋としてつくり、大部屋にしておきましょう。子供室=遊び場で結構です。将来間仕切りの準備をしておく(ドアを2つ設けておくなど)ことで、進行形で、個室にするかどうかは先の状況で考えればOKです。
将来は、壁を新設して個室になった勉強部屋で受験勉強に励む。
子供が、親にまとわりつくように寄り添うのも、自分の人生のうちほんの一瞬の時間だけです。夫婦が夫婦として寄り添うのは一生です。
あくまでご夫婦のための家造りを考えてみてはどうでしょうか。
カトーさんには娘が2人います。
下の娘は、東京に進学して、そのまま都会にあこがれ東京に就職してしまいました。
もう戻らないでしょう。
上の娘は、現在同居していますが、もうじき結婚して出て行きます。
20代中で結婚し、30歳までに子供を2人保ちました。
35歳で今の家を建てました。
今は3人暮らしですが、来年にはまた二人暮らしになりそうです。
50代も、60代も、70代も夫婦2人の生活になる予定です。
寂しい話ですが、この家で家族4人で暮らしたのは、わずか9年間だけでした。
家族は変化していくのです。
そう頭に刻み込んでおいても損はないと思います。










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