こんにちは営業の新村です。

住宅営業・設計になり14年目になります。

自由設計と言いながら、迷うことが多い間取りづくり。

年代によっても喜ばれるポイントは違いますが、先日読んだ本の中に書いてありました

住んで喜ばれる「間取り」ランキングを私なりに解説したいと思います。

 

1位 対面カウンター

キッチンに立つ時間が長いので、家族と気軽に会話しやすいとか、

料理しながら子供も見れるようにしたい。

と言う希望が多いです。

最近はキッチンの前にダイニングテーブルを配置するところが多いですが、

隣に配置も希望されることもあります。

キッチンに立てばリビングが広く見渡せます。

 

2位 開放的なLDK

L・D・Kの間に間仕切りがなく「くつろぐ」「食べる」「つくる」それぞれの空間が一続きになっています。

少し天井高さを上げて開放感をだすことも喜ばれます。

写真のように、続き間で和室も配置される人もいます。

こちらはキッチンを中心に考えた間取りです。

LDKのどこにいても家族の気配を感じたいと言う意見も多いです。

最近は最低20帖欲しいと言われますが、なかなか難しいのが現状です。

友達を招いてホームパーティーも考えている人もいます。

我が社のモデル2階は25帖あります。

 

3位 ウォークインクローゼット

 

中に入って出し入れができるクローゼット。

通路の分だけ普通のクローゼットよりスペースが必要になりますが、衣類以外にも扇風機、ストーブ等の家電も収納できたり、

中で着替えも可能です。

中には旦那さんと奥さんの収納も別けてつくる場合もあります。

広さは違いますが、約1坪が標準の大きさになります。

洋服や小物をたくさん所有されている人はウォーキングクローゼットが大きくなります。

配置される場所は寝室に隣接される場合が多いですが、

洗面脱衣やサンルームと隣接して配置すると、洗濯物を干した後にハンガーに掛けたまま

ウォーキングクローゼットにしまえて便利です。

 

4位 畳コーナー

独立した和室の代わりに、リビングに一角に設けるスタイルが人気です。

子供のお昼寝、洗濯物をたたむ際などなにかと喜ばれます。

小上がりにして、腰掛けてTVを見たり、上げところを収納にすると

部屋も片付きます。

このように扉を閉めれば、両親や友達が来たときの宿泊の場所としても使えます。

 

5位 室内干しスペース

天候や黄砂、花粉などを気にせず洗濯物を干せるスペース。

いつでも好きなときに干せるだけでなく、洗濯室と隣接させるなど動線の工夫で

より便利に使えるので、家事の短縮を考えている人は採用されます。

併せて、家事室も人気です。

リビングでアイロン掛けや洗濯物を畳むのを人に見られるのが嫌な人は採用されます。

 

6位 パントリー(食品庫)

キッチンと隣接して食料品や日用品のストックに役立ちます。

中に入ってウォークインタイプも人気ですが、最低限の大きさで十分です。

可動棚にしておけば、下は焼酎やお酒。中間は調味料やラーメン。

使い方は多目的です。

 

7位 吹抜け

リビングで採用されることが多いですが、玄関でもあります。

天井全体、または一部が上階まで吹き抜けているプランです。

天井の高さにともない窓の位置が高くできるため、開放感はもちろん、安定した明るさや

風通しを確保できるのが特徴です。

南側の掃き出し窓から入った風が吹きぬけを通り、

天井付きの窓に抜けていきました。

我が家でも採用し、風が抜ける設計です。

 

8位 シューズインクローゼット

玄関に隣接して配置し、靴のまま出入りします。

靴はもちろん、濡れた物やアウトドア用品、子供のグローブやサッカーボール等、

室内に持ち込みたくないものをしまうところとして採用します。

最近は靴の臭いも気になることから、エコカラットや換気扇の設置を言われることもあります。

 

以上、8位までですが、収納や人の動線を考えたのが人気です。

人によって拘りは違います。

上記のことから理想の家づくりのヒントを見つけて、ご相談下さい。