こんにちは。営業の竹内です。

 

家づくりが終わってひと段落すると、次に建物のメンテナンスが待っています。

メンテナンスには何百万円とかかる場合もあり、メンテナンススケジュールを含めて費用を貯めておく必要があります。

何にいくらぐらいかかるのか、今回は建物のメンテナンススケジュールについて詳しくご説明します。

— 目次 —

 

1.メンテナンスとは?

2.メンテナンスが必要になるのはなぜ?

3.具体的にどんなことが必要になるの?

4.費用はいくらぐらいかかるの?

5.30年間ノーメンテナンスの会社もあるけど…

6.まとめ

 

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1.メンテナンスとは?

メンテナンスとは住宅の点検、維持、管理、修理のことを指します。

快適な住み心地を維持する為に日常の清掃や点検、外壁の塗り替え、老朽化した設備の取り替えが不可欠です。

定期的にメンテナンスを行うことで住宅の耐用年数を延ばし、長く綺麗に住み続けることができます。

 

各居室のメンテナンスは子供が就職や進学などで実家を出る等、家族のライフサイクルと補修・リフォームを行いつつメンテナンスの時期を合理的に組み合わせて考えましょう。

また、キッチン・トイレ・浴室・洗面所等の水まわり部分は使用頻度が高く湿気も多いことから、家の中のほかのスペースと比べて傷みが早い場合が多いです。

屋根材や外壁に関しては、素材によってまちまちであるが、10年~15年周期での補修・交換が必要なものが多いです。

各メーカーの保証期間も10年~15年程度の物が多く、塩害のある地域~日照の多い地域全てを網羅した耐用年数になる為立地によって保証期間よりも長持ちする場合もありますが、劣化のサインが見えてきたら放っておかずにメンテナンスを行いましょう。

外回りは雨風を受けていますので住宅の耐用年数に大きく影響する部分です。

3~5年程度でぐるりと外から見てあげることも重要です。

 

2.メンテナンスが必要になるのはなぜ?

建物本体にも寿命があるように建物を構成する材料には寿命があります。

建物の寿命を延ばす為には劣化のサインを見落とさずに早めに対策や修繕をしてあげることで建物の寿命を永くすることができます。

 

 

3.具体的にどんなことが必要になるの?

建物外部では、屋根塗装・外壁塗装(外壁ジョイント部分防水)・バルコニー防水改修などです。

屋根や外壁塗装を行う場合には必ず足場が必要になります。

外壁は12年前後が耐用年数となっていることが多く、外壁ジョイント部分の防水は10年が耐用年数となっています。

外壁を触った時に手に白い粉のようなものが付いたり、ジョイント部分の防水がひび割れている場合は劣化のサインです。これを放置してしまうと雨漏りの原因になり、建物内部に雨が回ってしまい腐りやカビが発生することがあります。

 

建物内部では、内装建材(フローリング・扉)・畳・壁紙・窓や扉の建付けの劣化があります。

フローリングはワックスがけを行わなければいけないものに関しては規定年数ごとにワックスを塗布しなければなりません。放っておくとささくれたり、水が染み込みやすくなったり劣化の原因になります。

ワックスフリーのフローリングの場合でも長期間汚れたまま(水や薬剤をこぼしたまま)にすると劣化が進みます。

 

扉は何度も開け閉めすることで少しずつ金物が劣化して扉の締まりが悪くなったり、傾いて擦れるようになることもあります。ドライバーで簡単に調整できるものがほとんどですが、乱暴に扱っていた場合には金物自体が壊れて交換が必要になる場合もあります。

 

畳や壁紙は締め切った状態やカーテンを閉めずに日が当たるにしておくと劣化が進みます。

紫外線による劣化は屋外だけでなく、屋内にも大きな影響があります。部屋を使用していない時はこまめにカーテンを閉めたり、紫外線をカットするレースのカーテンの採用をおすすめします。

また、室内でたばこを吸う場合は壁紙にヤニが付いて黄ばんでくることもあり劣化を進めるので注意が必要です。

 

建物設備では、水廻り機器(キッチン・お風呂・トイレ・洗面)・給湯機器の劣化があります。

水廻り機器の寿命は15~20年が多く、まるごと交換をするというよりも一部だけ部品を交換することが多いです。

キッチンは水栓金具やコンロ、収納の引き出しの金物が劣化することが多いです。

収納に関しては耐荷重以上のものを入れていると金物に負担がかかり劣化の原因になりますので、収納量が適正か確認をしてみましょう。

キッチン以外にもお風呂・洗面・トイレでも頻繁に触ったり、動かす部分に関しては経年劣化が起こりやすい為、使用している時にいつもと動きが違かどうかも日常的に確認をしてみましょう。

 

 

4.費用はいくらぐらいかかるの?

費用については建物の規模によって様々です。

劣化のサインを見逃さずに早めにメンテナンスを行えば塗替えだけで済むことが多いですが、劣化が進み過ぎて交換をしなければいけない場合もあり、早めにメンテナンスを行っていた方が安く済むこともあります。

雨漏りに関する部分は早め早めに手入れをしてあげることで被害を最小限に抑えることができます。

雨漏りを発見した場合は、どんな状況(台風・ゲリラ豪雨)の時にどんな風に(壁から・天井から・窓から)雨漏りがあったかをチェックしておくと雨漏り調査の時に役に立ちます。

 

内部では、扉や畳の交換や壁紙の張替えが必要になった場合は、故障したり劣化して不便なところだけ手入れをしてあげましょう。壁紙はリフォーム推奨品で厚手のものがあり下地を拾いにくいものもありますので長く綺麗に使うことができます。

 

水廻り機器についても故障したり劣化して不便なところだけ部品を交換すれば費用を抑えることができます。

トイレは最新の仕様では節水タイプもありますので、部品ではなく交換することもおすすめです。

トイレ交換の場合は排水位置が既存と同じ位置でないと設置が出来ません。リモデル便器で検討しましょう。

 

給湯器は屋外に設置されていることがほとんどで金具の部品劣化が多いです。

最近の異常気象で金物の劣化が早まることも多く、給湯器の水漏れ等が起こりやすくなっているようです。

建物の外周部を見る機会が少ない方は一度建物外部をぐるりと回って点検をしてみましょう。

また、給湯器のリモコンにエラーメッセージが出た場合は早めにエラーの原因を確認してお客様サポートセンター等に連絡をしてみてください。点検の場合はメーカーさんの点検出張費がかかりますので事前に点検に来られるか確認をして費用の有無を確認することをおすすめします。

 

5.30年間ノーメンテナンスの会社もあるけど…

この質問は新築をお考えのお客様から90%以上聞かれる質問です。

30年間ノーメンテナンスについては結論から申し上げますと難しいと思われます。

ハウスメーカーさんと同じ建材メーカーを利用しているものもありますが、基本的には経年劣化しますので定期的にメンテナンスをしてください。と回答があります。

ノーメンテナンス・メンテナンスフリー・30年保証という言葉だけで「メンテナンスいらないんだ!」と錯覚してしまいがちですが、よくよく文章を読み込んでいくと「新築したハウスメーカーさんの下で定期診断を行い、その都度修繕すれば30年間保証します。」というニュアンスの文章が書かれていることがほとんどです。

耐久年数についても紫外線の照射実験のみで行われているケースが多く、雨風や台風の塩害等は考慮されていません。実際に立っている建物で証明されている訳ではありませんので、信ぴょう性は低いように感じます。

30年間メンテナンスを一切行わずに30年経過後にメンテナンスを一斉に行うことになったら…塗替えだけですんでいたものが交換しなければいけない事態になっているように思われます。

「4」でもご案内した通りで定期的にメンテナンスをしていた方が安かった…と30年後に後悔することになるかもしれません。

 

新築をしたのが30歳だった場合、60歳になった時にメンテナンスの大金を払うことができるか…メンテナンスの資金も取っておかなければいけません。ローンの残金が残っているかもしれません。今よりもさらに物価が上がっていたり消費税が上がっているかもしれません。…メンテナンス先送りにすればするほど負担が増えるかもしれません。

 

長い目で見た時になるべく損をしない為にも早め早めに手入れをして綺麗に長く使える方がお客様にとって最良なのではないかなと私たちは考えております。

 

 

6.まとめ

建物を建てた時点からメンテナンスに向けてのスケジュールがスタートしていきます。

計画的に建物の手入れをするにはメンテナンスの資金計画も必要になります。

建物を建てた後にもメンテナンスのお金が捻出できるかを新築時にきちんと検討し、予算を目一杯使って新築をするのではなくある程度余力を残して新築をして計画的に積み立てて、建物劣化に備えましょう。

目安でも良いのでいくらぐらいかかるのか知りたい!という場合はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

新築だけでなくリフォームも中村建設は取り扱っております。

今の建物のメンテナンスが必要かも…とお考えの方はぜひ一度お問い合わせくださいませ。