こんにちは。営業の竹内です。

お客様からのお問合せの中で限られた敷地、いわゆる狭小地で家づくりを計画したいとお問合せ頂くことがあります。

中村建設では狭小地での施工を得意としており、過去にもたくさんの物件を施工致しました。

今回はどのくらいまでの大きさの敷地で建てられるのかを詳しくご説明いたします!

 

狭小地住宅や中村建設の家について、分かりやすく解説した動画もアップしております!

狭小地住宅をご検討中の方は、ぜひご覧いただけますと幸いです。

 

狭小地とは?

名前の通りで狭い敷地を指します。うなぎの寝床とも呼ばれる長細い土地や、街中で密集した土地が狭小地に該当することが多いです。

狭小地の場合は家づくりの制約が多く、思い通りの家が建てられない場合もあります。

特に木造住宅の場合は柱や耐力壁を確保するために大きな窓が取れずに暗い家になってしまうこともあります。

 

 

なぜ、狭小地住宅が得意なの?

中村建設の家が狭小地住宅を得意とする理由は、総合建設業の中で住宅を取り扱っているからです。

街中でビルやマンションの施工を多く手掛けたことがある中村建設では経験豊富な現場監督が数多くおります。

狭小地での施工方法を住宅にも採用していることから、経験と知識でスムーズに現場を進めることができます。

 

 

狭小地で建てる時に注意することは?

境界ギリギリまで建物を建ててしまうとメンテナンスの際に費用が高くなってしまう場合があります。

足場を建てることができる最低寸法を境界から開けておくことも大事ですが、給湯器やエアコンの室外機もメンテナンスで

確認できる配置にしたり人が入れる空間を作ることも必要となります。狭小地用の給湯器等も商品としてありますので敷地形状に合わせてご提案を致します。

 

狭小地で建てられる建物の構造は何?

狭小地に最適な建物の構造は重量鉄骨造です。

鉄骨造は「重量鉄骨造」と「軽量鉄骨造」の2種類に分かれており、重量鉄骨造は骨組みが厚く柱が太い仕様で大きな開口を取ることが出来ます。

木造では柱や耐力壁を設ける関係で狭小地の場合は明かり取り用の窓が小さくなってしまいますが、重量鉄骨造は建物の四隅に柱があれば大きな窓や開口を取ることも問題無くできます。

大きな窓を設けても耐震性が劣らないのは重量鉄骨造の最大の強みです。

また、柱が四隅にあれば中の耐力壁が不要となる為、お部屋を最大限広く取ることができるのも重量鉄骨造の特徴です。

部屋の間仕切りを全て無くしてワンフロアを大空間にすることも可能ですし、最初に仕切ってあった部屋の壁を取り払って将来的に大空間にリフォームすることも容易にできます。

 

どのくらいまで狭い敷地に対応できるの?

過去に間口が約4mの敷地に住宅を新築した実績があります。限られた敷地を最大限有効して建てることができるのは重量鉄骨造の強みです。

重量鉄骨造は最大で7~8mの間口を取ることができ、大開口を得意としています。

狭小地の場合は駐車場を確保しつつ、住居スペースも広く取りたいと考えられるケースがとても多いですが、駐車場を建物の中に設けることも重量鉄骨造なら簡単に叶えることができます。

 

 

 

狭小地に最適な重量鉄骨造について詳しく教えて!

前項でもご案内の通り、狭小地で採用をお勧めしているのは重量鉄骨造住宅です。

上の画像の左が重量鉄骨造、右が軽量鉄骨造です。

 

まず、鉄骨造住宅とはどんな構造の建物でしょうか。名前の通りに鉄が骨組みになっている建物を指します。

鉄骨造住宅の種類には軽量鉄骨と重量鉄骨の二種類があることはご存知でしょうか。

この違いは鉄骨の骨組みに使用している鉄骨の材料の厚さで種類や名称が変わります。

 

◎鉄骨の骨組みの肉厚が6mm未満であれば軽量鉄骨造

◎鉄骨の骨組みの肉厚が6mm以上であれば重量鉄骨造

 

同じ鉄骨造でもこの骨組みの厚さの違いが、耐震性にも大きく関わってきます。厚みが違っても耐震性は大して変わらない…果たして本当にそうなのでしょうか。

 

中村建設のモデルハウスに見えられる前に他のメーカーさんを見学されるお客様が多いのですが、「他の営業さんは軽量鉄骨造でも重量鉄骨造でも地震の強さは大して変わらないので、構造の価格が安い軽量鉄骨造がおすすめですよ!見た目も良いですし!」と言われました。と話題に出ることがあります。

 

鉄骨造住宅の軽量鉄骨造と重量鉄骨造って何が違うの?

 

一般的に大手メーカーさんの軽量鉄骨造の柱は3.2mm~4.5mmが多く、軽量鉄骨造の6mm未満の基準ラインよりもはるかに薄いものが採用されています。

 

重量鉄骨造の他の住宅メーカーさんでも骨組み6mmのものを採用しているそうですが、基準のギリギリのラインの6mmですと軽量鉄骨造と同じくらいの骨組みの薄さということになります。

柱や梁の構造材を重量鉄骨造と呼べるギリギリまで薄くすることで構造の費用を抑えることができ、建物本体を安くできる仕組みです。

ただ、骨組みを薄くするということは耐震性も一緒に減っている(弱くなっている)ことにお気づきでしょうか?

 

中村建設でご提案する重量鉄骨造住宅YONBACOは骨組み9mm~12mmを採用しています。

重量鉄骨と呼ばれる基準よりもさらに厚い骨組みにすることで、さらに丈夫な骨組みを重量鉄骨造YONBACOで実現しました。

もちろん、軽量鉄骨造に比べて重量鉄骨造は構造材を多く使用している為、高くなります。良い材料を使っているから建物本体のコストが上がるのは当然の仕組みですよね。

ただ、構造材を薄くして安くして軽量鉄骨造で提案することが本当に地震に強い住宅と言えるのでしょうか。

 

建物のコストを抑えるならば骨組みを薄くすれば可能ですが、骨組みを薄くすることは地震に対しても弱くなってしまいます。

中村建設では地震に強い安心安全な重量鉄骨造の建物をお客様に提案することを第一としており、価格の為に骨組みを薄くするなど、地震に弱くなる建物は一切ご提案致しません。

お客様から軽量鉄骨造で構造のコストを抑えた分、内装をグレードアップしたいというご要望も稀にありますが、叶えることはできません。

 

狭小地でも地震に強い重量鉄骨造が選ばれるのは、耐震性に妥協を許さない点が大きな理由になっています。

家づくりをお考えの方は、家族が安心して住める重量鉄骨造をご検討してみてはいかがでしょうか。

狭小地で検討の方はぜひ一度お問合せくださいませ!