美咲台の南面角地に建つC様邸は、地元杉の無垢材を床に使った暖かみのあふれる家です。

ご主人、奥様ともに他社展示場を何度も訪れ、自分たちの住まいの形をしっかりと固めていかれたとのこと。

 

美咲台に土地を決めてからは、中村建設モデルハウスを見て地元材を使った内外装がたいへん気に入り、モデルハウスをベースにした設計を希望して設計施工となりました。

 

「まず、最初から床は杉材を使おうと決めていました。」と奥様。確かに家族がくつろぐリビングは、床暖房があるかと思うくらい暖かく感じます。

また壁はけいそう土を使用。湿気対策も怠りません。ご夫婦の自然素材に対する思い入れがたいへん良く伝わります。

 

お若いご夫婦には珍しく和室があるのもこの住まいの特徴で、ご夫婦ともに畳の部屋がお好きだとのこと。茶室風に仕上げた内装は、和風モダンな空間に仕上がっています。

また照明にはかなりこだわったとのこと。柔らかな関節照明で、全体をコーディネートしています。

 

取材で目をひいたのは、ご主人の希望というトイレの窓の位置。昔ながらの家は足元に窓を配置されることが多く足元から光が入るため、不思議と落ち着く独特な空間になっています。

 

インテリアだけでなく収納棚に地震対策を施すなど、しっかり学習されただけあって機能面でもたくさんアイデアが入った住まいです。

若いご夫婦の良い見本となる家だと感じた取材でした。

階段手摺を木で提案。　4.5帖の和室は障子の位置にもこだわった。

 

【担当プランナーからのメッセージ】

浜松市北区気賀にてC様邸を施工させて頂きました。

C様は家づくりにおける知識、こだわりを強くお持ちのご夫婦でして、そのなかでも和室に大変こだわりがございました。

床脇棚や小壁（下り壁）、狆潜り（ちんくぐり）、地窓等を設けた伝統的でありモダンな印象でC様も私共も納得のいく和室に仕上がり大変嬉しく思いました。

その他にも、C様と担当プランナー、コーディネーターとで何度も打合せしたかいもあり、各所にこだわりのアイディアがちりばめられ、C様らしい素敵な家づくりができたと思います。