こんにちは。営業の竹内です。

重量鉄骨の家づくりの流れ:①予算と土地編

重量鉄骨の家づくりの流れ:②間取り編

に続いて今回はプラン詳細打合せ編です。

大まかにプランを決めた後に次はどんなことを決めていくのかを詳しくご説明していきます。

 

玄関・階段の位置を決める

まず、間取りを考える中で一番最初に玄関の位置を決めましょう。

 

・計画地に対して道路はどの方向にあるか。駐車場はどの位置にあるか。

→道路側もしくは進入路からに玄関が見える位置に玄関を配置することが多いです。

 

・玄関は鬼門(北東)または裏鬼門(南西)に配置されていないか。

→こちらは家相を基にお話しています。住むご本人様が家相を気にしない方もいらっしゃいますが、ご家族やご親戚の方が気にされるケースも多いです。基本的にこの位置を避けて玄関を配置することをおすすめしております。

 

ただ、玄関以外にも家相を気にしてしまうと住みやすい家からどんどんかけ離れてしまうケースがあります。

考え方はお客様によって違いますが、前回の間取り編でもご説明したとおり、「自分のライフスタイルにあった間取り」や「どんな家に住みたいか」という大前提を忘れることなく間取りを決めて頂きたいと切実に考えております。

 

家相を気にするあまりに住みにくい家になってしまうと、せっかく住みやすくなるために建てたはずなのに…と本末転倒になってしまいます。ここは家族ともしっかりと話をしておく必要があります。

 

 

階段の配置を考える

また、階段の配置についても家族との打合せが必要です。

・玄関からLDKを通らずに2階の自分の部屋に行ける間取りが良いか。

・LDK内に階段を配置して必ずコミュニケーションを取るような間取りが良いか。

この2パターンで悩まれるケースが多いです。

 

玄関からすぐに階段に行けるプランの場合は、家族とのコミュニケーションが取りづらくなる可能性があります。

ただ、生活スタイルの中で必ず家族に挨拶をしてから自分の部屋に行くという流れが出来れいればコミュニケーション不足は気にする必要はないかなと思われます。

 

LDKの一角に階段を設ける場合、冷暖房が階段から2階に抜けてしまいます。ロールスクリーン等で風が抜けないように工夫をして対策をする必要があります。

LDKを通り抜けた先に階段を設ける場合は扉等で仕切れば冷暖房の効率が落ちることはありません。

 

階段の位置が変わると2階の間取りがガラッと変わってしまう為、最初にどちらの方向性にするか検討をしておく必要があります。

 

居室の配置を考える

居室は基本的に日当たりを考慮して配置をします。LDKは東西に長く配置し、一日を通して日差しが入るようにすることが多いです。

子供部屋や夫婦寝室も南面に配置できる場合はなるべく日当たりの良い位置に配置します。

ただ、寝室は寝るだけの部屋で室内干しは行わず日中は利用しない場合には無理に南面には配置しません。

お住まいになる方のライフスタイルに合わせて日当たりを考えて間取りのご提案をしていきます。

 

西日については効率的に取り入れる工夫をします。

西面に大きな窓を付けてしまうと日差しが強く夏場は室温を上げてしまったりエアコンの効率を下げてしまう可能性もあります。

西面の窓はなるべく小さな窓や細長い窓で自然光を間接照明のように細く取り入れるようにし、窓から風も抜けるように風の流れも意識して配置をします。

 

窓の配置も室内側から見て整っているかだけではなく、外から見た時にも通りが揃っているか大きさが揃っているかも併せて検討をします。

一般論ももちろん大事ですが、住む人のライフスタイルに合わせて最適なプランを中村建設ではご提案しております。

 

 

家事導線を考える

新しい家ではなるべく今よりも家事の時間を短くしたいですよね。

家事の時短の為には各部屋の配置が重要で、キッチン・洗面・お風呂・物干しの導線がいかに短くなるかで毎日の家事の時短にもつながっていきます。

水廻りがなるべく近くにあると、動くスペースもコンパクトになり家事効率アップにもつながります。

共働きの場合は常に室内干しができるスペースも設けておくと良いかもしれません。

また、来客の多い家の場合はキッチン廻りが見えづらい配置がおすすめです。

対面式のキッチンでもキッチン横を通ってリビングにいく配置ですと、お客様からシンクの中が丸見えになってしまいます。

キッチンはお客様が通り抜ける位置に配置しないと多少散らかっていたり汚れていても対面カウンターで隠すことができます。

忙しいからこそ間取りの工夫少しでも家事を楽にできると、負担軽減にもなりますね!

 

まとめ

間取りは少し工夫するだけで各段使いやすさがアップすることがあります。

玄関や階段の位置は途中で変えてしまうと他の部屋の配置まで影響してしまう為、最初に家族内でしっかりと方向性を決めておくと後で思っていた間取りが実現できない…なんて悲しいことにならずに済みます。

各部屋の配置も日当たりを考慮したり、風の通り道を考えたりすることで心地よい家に繋がっていきます。

家事導線の短さで家事の時間を短くすることができ、その分自由な時間に充てることができます。

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